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書評『Google 誕生』 感想と要旨を今さらながら

検索窓からこのページに来られた方、こんにちは!

どんなキーワードで検索してくれたんでしょうか?

ブログへの入り口として、検索窓は真っ正面の正門です。

門に立ちはだかるは、Google先生。

今日も来門者に、どこに行きたいの?と聞いて、それぞれの行き先を案内してくれています。

アフィリエイトブログをやる身としては、やっぱりGoogle先生がどんな人なのか、よーく知っておく必要があると思いました。

で、今更ながらに読む『Google誕生』。2006年の本です。

 

グーグル誕生の表紙

要約すると、「Google発展の原動力は、検索エンジンという製品が素晴らしかったことに尽きる」

本作は、Googleの創業者である2人、ラリーとサーゲイが最強の検索エンジンを生み出し、世に広がって行くまでのストーリーです。

当時、検索エンジン自体は他にもたくさんありました。ネットスケープなど、インターネット黎明期に大学生だった私には懐かしいですね。

で、ラリーとサーゲイは、既存の検索エンジンに大変不満がありました。

検索上位に上がってくるのは、役に立たない情報ばかり…。

何しろ、当時の検索エンジンに、その検索エンジン名自体を入力しても、検索結果に出てこないという笑えない状況だったそうです。

だったら自分たちでもっといい検索エンジンを作ろう。

大学の片隅で産声を挙げ、その後瞬く間に世界中に広がったGoogle。

その発展の原動力は、「Googleという製品の検索性能が良かったこと」に尽きる

本書では、2人が製品を磨き上げていく過程が描かれます。

アイデアと信念、そして遊び心。

仲間たちの出会いと別れ、資金調達のスリリングな展開もハラハラさせてくれます。

旧態依然とした既存の概念に立ち向かう2人の信念。

厚い本ですが、気がつけば一気に読んでしまいました。(カバーも柔らかいので○)

ビジネスは、商品の品質が第一

Google(≒ラリーとサーゲイ)は、とにかく一心に検索エンジンという商品の、品質向上に努めました。

お金や人は、あとからついて来ました。

商品第一。

ビジネスの根幹は、品質の良い商品を作ることに尽きるのだと思います。

 

シンプリシティと遊び心

Googleのトップ画面って、とってもシンプルです。

ムダを省き、検索者を一秒でも早く離脱させて、目的の検索結果ページへ向かわせる。

潔いですね。

それに加えて、ロゴを毎日アレンジしたりと、遊び心も忘れません。

Google本社オフィスも創業当時から遊び心に満ちた場所でした。

遊び道具やお菓子、無料の美味しいレストランなど、社員の自由な発想を促す環境づくりに余念がありません。

これもひとえに、検索エンジンの質を高めるためなのでしょう。

 

Googleが求めること

そんなGoogleが目指し、求めているところは何なのでしょう?

 

Googleは、ユーザーが、適切な情報を、もっと速く、簡単に見つけられるようにしたいと思っている

『Google誕生』より

 

究極の検索エンジンは、検索者が言わんとしていることをその通り正確に理解して求められたまさにその答えを提供する。

『Google誕生』より

 

Googleは今後、”情報の出版社”となっていく。

『Google誕生』より

 

Google社は、遺伝情報の整理や、図書館の電子化など、人類の知の発展に対して、非常に長期的な視点・理想・展望を持っています。

アフィリエイトブログを運営するということは、Googleという出版社とお仕事をさせてもらっている編集者のようなものです。

記事内容やタイトル、記事構成は、そのキーワードで検索した人が、一体何を知りたいのか?その答えを即座に答えるようなものにしなければならない、ということを忘れないようにしたいと思いました。

 

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