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水は一日何リットル飲めばいいのか?水の飲み過ぎは病気の原因となる理由

健康のために水をたくさん飲め、と言われます。

一日何リットル飲むのが健康によいのか、実は一律の基準はありません。

しいて言うなら、喉が渇いたときだけのめばいいのです。

水の飲み過ぎは、むしろ健康にマイナスになることがあります。

 

水は一日何リットルも飲む必要はない。飲み過ぎは病気の原因!

水を飲む女性

東洋医学では「水毒」と言って、身体に水分が溜まりすぎると、体温低下により病気を引き起こすと言われています。

たしかに水をたくさん飲めば、デトックス効果で老廃物を押し流すことができそうな気がします。

しかし、老廃物の排出をしてくれる臓器である腎臓は、水を飲みすぎるとかえって働きが悪くなります。

デトックスのつもりで飲んでいた水が、デトックスをしづらくさせてしまうのはなぜでしょうか?

 

水の飲み過ぎは体温を低げ、免疫力を奪う

水を大量に飲むと、その分、体が冷やされて体温が低下します。

体温が低下すると、血液の温度も下がり、冷えた血液が腎臓などの臓器に届くと、臓器の働きは低下します。

腎臓の働きが鈍ると、老廃物の排出が悪くなります。

 

また、大量の水を飲んで体温下がると、血液中の白血球がの働きが低下します。

白血球は、がん細胞などを食べる役割がありますので、白血球の働きが低下すると、ガンなどの病気のリスクが高まります

体温が1度下がると、免疫力は約30%下がると言われています。

 

喉が乾いたときだけ飲むのが正解

水を飲む女性

水は飲み過ぎに注意し、運動や入浴で喉が渇いたと感じたときに、乾きが潤う程度飲むのが良いとされています。

のどが渇いてもいないのに無理をして飲むのは、体温低下による免疫力低下をもたらします。

それぞれ自分の本能に従って、必要なときに必要な量の水分補給をすればよいのです。

 

体温を上げる習慣を

体温が1度下がると、免疫力を約30%低下しますが、逆に体温が1度上がると、免疫力は5〜6倍になります

がん細胞は35度ほどの低い体温を好む一方で、体の味方である酵素は37度ほどで動きが最も活発になります。

つまり、低体温は病気をもたらし、高体温は病気をはねのけやすいのです。

では、体温を高く保つにはどうすれば良いのでしょうか?

 

体を温める食事

東洋医学では、食べものは「陰の食材」と「陽の食材」に分けられます。

陰の食材は体を冷やします。暑い夏には良いですが、冬場や冷え性の人は避けた方が良い食材です。

陰の食材…コーヒー、豚肉、トマトなどの夏野菜、マンゴーなどの南国の果物

 

逆に陽の食材は体を温めます。病気になりにくい体を保つには、できるだけ陽の食材を積極的に摂りたいものです

陽の食材…紅茶、鶏肉、生姜・人参・かぼちゃ・たまねぎなどの土中野菜、味噌、黒砂糖など

おすすめは、紅茶に生姜パウダーと黒砂糖を入れた「生姜紅茶」です。

私も毎日飲んでいますが、以前より基礎体温が上がり冷え性が改善しています。

 

運動

運動する女性

運動で体温を上げたい場合、ゆっくり汗をかけるウォーキングなどの有酸素運動を20分以上続けて行うのが効果的です。

また、筋力トレーニングで筋肉をつけることも有効です。

筋トレで筋肉がつくと、基礎体温が上がるだけではなく、基礎代謝も上がるためダイエット効果があります。

筋トレで付けた筋肉は、存在するだけでカロリーを消費してくれ、同時に体温も上げてくれる素晴らしい味方といえます。

 

入浴、サウナ、岩盤浴

入浴する女性

シャワーではなく必ず湯船に浸かりましょう。

お風呂の水圧が血管を刺激し、血流がよくなり、大切な臓器へ白血球をたくさん運んでくれますので、免疫力が上がり病気になりにくくなります。

また、入浴のリラックス効果により副交感神経が優位になり、免疫力がさらに向上します。

足湯やサウナ、岩盤浴も体温を上げるのに有効です。

ただし、水はがぶ飲みせず、喉が渇いた分だけ、体の声に耳を傾けつつ、適量を飲むようにしましょう。

 

腹巻き

お腹にはたくさんの種類の臓器が入っています。

腹巻きでお腹を温めることで、臓器の血流を良くして免疫力を高めることができます

お腹で温められた血液は、体中を駆け巡り、病気をやっつける白血球を存分に運んでくれます。

腹巻きはキツくて蒸れやすい厚手のコットン製よりも、肌触りの良い薄手のシルク製がおすすめです。

 

まとめ

水の飲み過ぎは、体温低下による免疫力低下をもたらす危険性があります。

水分は、のどが乾いたときに、乾きが癒えるくらいの適量を飲むことが大切です。

体を温め、病気になりにくくするには、以下のことが有効です。

  • しょうが紅茶などの陽性の食材を摂る
  • 20分以上のウォーキング、筋トレなどの運動
  • 湯船に浸かる
  • 腹巻きをする

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

参考資料:カラダの不調が消える奇跡の「腹巻き健康法」(著)石原新菜

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