つらい花粉症。3〜4月がピークですが、スギ花粉は一年中飛んでおり、私も年中、鼻炎に苦しんでいました。
花粉症は頭もぼーっとするし、パフォーマンスの低下をもたらす厄介なものです。
かと言って、薬を飲むと眠くなる。
薬の常用が体にいいとも思えない。
そこで、以下の方法を試したところ、花粉症の症状はかなり収まり、ずいぶんとラクになりましたので、その方法をご紹介します。
もくじ
薬に頼らない花粉症対策は、物理的にシャットアウトすること
花粉が体内に入ってきたら、アレルギー反応を起こして、くしゃみや鼻水が出ますよね。
体に入ってきてしまうと、薬を飲まなければなかなか改善しないのが現実です。
ならば、最初から体に花粉が入らないようにすることがとても大切です。
花粉を物理的にシャットアウトし、体内、特に粘膜(目、口、鼻)に入れない、追い出す、ことが重要です。
ダブルマスク
ダブルマスクとは、その名の通り、「マスクを2重にすること」です。
騙されたと思ってやってみてください。
花粉への防御力が全然違います。
欠点は、2重になったゴムが少しきついことです。
でも、そのきつさがいいんです。
マスクがしっかりと顔に密着して、隙間ができないため、花粉が入ってくるのを完全シャットアウトします。
そして、ダブルフィルターの効果で、花粉が透過して鼻口に触れる確率は限りなくゼロに近づきます。
多少息苦しい(笑)のですが、花粉シャットアウト力が相当高いので、花粉ピーク時は、私はずっとダブルマスクです。
もう一つ、欠点としてはマスク代が倍かかります(笑)
なので、お徳用の極力安いマスクを探しては買いだめしています。
⇒アイリスオーヤマ マスク プリーツ 大きめ 60枚入り NRN-60PL
鼻うがい
これはヤバいです。
最強です。
それでも入ってしまった花粉を、物理的に流し出す。
花粉自体が排出されて、無くなってしまえば、そもそも薬なんて飲む必要ないんです。
鼻うがいはちょっとコツが入りますが、説明書通りにやっていればすぐ慣れます。
鼻の奥、耳の奥ってカユいですよね。
私はずっと、「鼻の奥と、耳の穴の交差するポイント」がカユすぎて、摘出して書きたい衝動がありました。
鼻うがいは、そこにピンポイントで水(精製水)を流して、花粉を洗い流します。
鼻の奥を洗濯している感じですね。
一度、やり方に慣れてしまうと、すっきり気持ちよくて、まあクセになります
鼻の中に物理的に花粉が存在しなくなる喜びと言ったら。
鼻うがいはいろいろ出てますし、どれでもいいと思います。
私が使っているのはハナノアです。
この容器を入手するためだけに、最初はこれを買ってもいいと思います。
その後は、ハナノアの容器無しの大容量タイプを買ったり、他社製品のお徳用を買うのもいいと思います。
精製水に食塩を混ぜて、生理食塩水を自作するのもいいかもしれません。
⇒精製水
空気清浄機
職場の先輩(重症花粉症患者)に「室内で花粉症が収まる」と勧められて設置しました。
家の中でダブルマスクはなかなかきついものがありますから、室内、特に寝るときには重宝します。
空気清浄機も花粉を物理的に吸い取って、無かったことにしてくれます。
寝る前に寝室でつけておくと、寝るときには花粉のない空間で快適に眠れています。
鼻がつまらなくて最高ですね。
寝ている間に鼻が詰まると、口呼吸になって、喉をやれれます。
空気清浄機導入前は、花粉(鼻詰まりからの口呼吸)が原因の風邪に苦しんでいました。
当時は、寝室が乾燥しないように濡れタオルを干したり、めんどくさかったですね(笑)。
鼻孔拡張テープをしたりして。
本当は、室内ごとに空気清浄機を置きたいのですが、そこまでお金をかけられないので、今のところは1台を色んな場所で使いまわしています(笑)。
日中はリビングで、寝る前は寝室で、という風に面倒ですが移動させて使ってます。
これが全部屋にあれば最高なんですが(笑)
どの空気清浄機でもいいと思います。今はだいぶ安くなりましたしね。
私が当時買ったのはダイキンのコンパクトなやつです。もう8年ぐらい使ってます。
ダイキンはやや高めですね。
でも、まあ国内空調トップメーカーですから、性能は文句なしですね。
花粉ガードメガネ
目はホントにカユくなります。
今は薬局や低価格メガネ屋さんなどで、ガードのついた花粉用ダテメガネがたくさん売っています。
私は基本的にこれがないと、春は死にます(笑)
構造はほとんど水中メガネ、ゴーグルですが、デザインの力で見た目は普通のメガネです。
ジンズのを使ってますが、オサレですね。
着こなしを邪魔しませんわ。
手袋
目が痒いと、手の甲で掻いちゃいますよね?
これがやばいんです。
手についた花粉を目に、これでもかと塗りつけているようなものです(笑)
花粉で目がかゆくなる方は、絶対手袋をした方がいいと思います。
厚手だと暑いんで、薄手のガーゼグローブとかでいいと思います。
花粉除けスプレー
これは、薬品と言えば薬品なんですが、飲む薬では無いということでご紹介します。
玄関に置いておいて、外出するときに、マスク顔の上からシューっとするんですが、なかなかのバリア力です。
花粉は静電気に引き寄せられるんですが、スプレーのイオンの弾く力で、花粉が寄ってこないようにするものです。
ダブルマスクを嫌がる我が子に、学校に行く前にはシューッとしています。もちろん、目をつぶってもらって。
子供向けに作られたものも出ていますね。
まとめ
薬を飲まない花粉症対策
以下の方法で、花粉を物理的にシャットアウトする
- ダブルマスク
- 鼻うがい
- 空気清浄機
- 花粉ガードメガネ
- 手袋
- 花粉除けスプレー
花粉を物理的にシャットアウトしながら、画期的な治療法が見つかるのを待ちましょう(笑)
では。
追記
先日、「鼻バリア」として、鼻にワセリンを塗ることが効果的、という情報を得ました。
実践したところ、大変大変効果がありました。
ワセリンによる花粉症対策についても、いずれちゃんとご紹介するつもりです。
※後日追記
「ワセリンによる鼻バリア」をやってみましたが、マスクと併用すると、素晴らしい効果でした!
指にワセリンをつけて、両方の鼻にぐりぐり思いっきり塗ります。
塗りすぎた余分は、最後にティッシュで拭き取ります。
その上からマスクを付けて、花粉の吹き荒れる中を一日外出。
結果、ほとんど症状が出ませんでした!
ツーっと垂れる鼻水、鼻づまり、くしゃみ、ほとんで出ません。
こりゃすごいわ。
来年度も続行決定です。
ちなみに、ワセリン鼻バリアが効果的な理由ですが、
花粉は普段カプセルに閉じ込められており、鼻水などの水分と接触するとカプセル割れ、中から花粉が出てきてアレルギーを引き起こします。
ワセリンは油なので、水分をシャットアウトし、花粉カプセルの破裂を防ぎます。
水は油を弾く、いわゆる「水と油」ってやつですね。
鼻の中に塗ったワセリン(油)が、花粉カプセルをキャッチし、鼻水との接触を遮断し、カプセル破裂を防ぐというわけです。