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腹巻のデメリットは?一日中付けるのは逆効果!正しい使い方と効能、選び方

腹巻きはといえばバカボンのパパ。

おじさんのイメージがつきまといますが、近年は女子にも愛用者が広がっていますね。

腹巻きの効能はよく聞きますが、実はデメリットもあります

それは「24時間・常時着用による体本来の温め能力の低下」です。

腹巻きの正しい付け方、選び方をお伝えします。

 

腹巻のデメリット:一日中の着用は逆効果。お腹が冷えやすい体質に。

腹巻きしている猫

冷え性対策で腹巻をする方も多いと思います。

でも、24時間ずっと腹巻をつけたままだと、かえって逆に、本来が持つ、自分を温めようとする機能が衰えてしまいます

特にお腹は、腹巻によって暖められているのがあたり前の状態として慣れてしまうと、体温調節機能が怠ける方向に向かってしまいます。

その結果、腹巻を外すとすぐにお腹が冷えて、ひどい場合は下痢になったりします。

かく言う私がそうでした。

 数年前に初めて腹巻を買って、付けてしばらくは、あまりにもポカポカして気持ちよい!

副交感神経優位になって、リラックスして過ごせたので、ずーと、そりゃもう、ずーとしてました

 寝るときも、職場でも、手放せなくなりました。中毒ですね。

腹巻はくせになるんです。中毒性・依存性がありますね。

ところが、ふいに腹巻を外した日、温かい春の日だったにも関わらず、お腹が急にゴロゴロ…。腹痛に耐えきれず、トイレへGOです。

くだりました。

その時、お腹を触ると、なんだかいつも以上に、お腹だけがとても冷たかったのを覚えています。

今思えば、腹巻で過保護に扱われたお腹が、急に外気にさらされ適応できなかったんでしょうね。そんな下痢デイズが続きました。

ちなみに、下痢になるメカニズムは、

お腹が冷える ⇒ 腸内が血行不良に ⇒ 消化不良 ⇒ 下す

 

初夏になり、厚手だった腹巻きで汗ばむようになったので、腹巻をしなくなってからは、下痢もおさまりました。

いろいろ調べて、やはり一日中の腹巻き着用はかえって良くないと知りました。

今では、夜寝ている間だけ腹巻きをしています。 

 

ちなみに、子どもの頃から腹巻に慣れさせてしまうと、体温調節機能がうまく発達しない、なんて話もあります。

子育て中の方は、お子さんのお腹の過保護にご注意ください。

 

とは言え、腹巻にはメリットがある。内蔵を温める効能。

腹巻には、内蔵を温め、体温を上げ、代謝を促進する等の効能があります。

体温が1度上がると、代謝能力は10%上がるそうです。

代謝が良くなると、脂肪が活発に燃やされますから、もちろんダイエットにも効果的です。

腹巻きは夜だけ派」の私は、ポカポカして深い熟睡ができています。

今後も、お腹にとって過保護にならないように、腹巻と付き合っていきたいです。

 

腹巻の正しい付け方、選び方。きつい・苦しいは良くない

正しい腹巻き選びのポイントは、

「きつい」腹巻き、「苦しい」腹巻きは避けることです。

お腹を圧迫し、かえって血流を悪くしてしまうからです。

血流が悪くなると、体が冷える、内臓が冷える、消化不良を起こす、などの逆効果に見舞われます。

また、暖かい季節はきつい腹巻きでは蒸れてしまい、湿疹、肌荒れなどの肌トラブルの原因になりかねません。

 

○おすすめ腹巻・✕おすすめしない腹巻

私が愛用している腹巻は、着用してても、きつくない、苦しくない、シルク製の薄毛腹巻です。ゆったりしているのに適度なフィット感があり、おすすめです。締め付けがなく、蒸れませんし。

逆におすすめしない腹巻は、コットン製でリブ編みの厚手のものです。きつくて苦しいものが多かったです。厚手なので蒸れて汗ばみ、痒くなったり、ひどいとただれたりします。

シルク(絹)製で薄手の腹巻き
コットンのリブ編みで厚手の腹巻き

 

ちなみに私が就寝中に付けているのがこれです。

シルク製の超薄手で付けごこち抜群、ストレッチもきいていて全く苦しくない。

「腹巻つけてる感」が皆無の一品。色違いで2枚保有しています(笑)

正しい付け方は、私も模索中ですが、今のところ、夜寝るときだけ付けるのがいいと思います。

もう下痢デイズは嫌ですからね…。

 

温めるには生姜は必須

もはや言うまでもないことですが、からだを温めるには生姜は必須です。

しょうがに含まれるショウガオールやジンゲロールが、からだを中から温めてくれます

唐辛子を食べてもからだは温まりますが、唐辛子に含まれるカプサイシンには一時的な効果しかありません。

一方、生姜のあたため効果は長時間持続します。

私は腹巻きにプラスして、毎日生姜を摂取するようにしています

生姜紅茶を作ったり、時間がないときはお湯に溶かすだけのこれを飲んだりしています。

あるいは、粉末の生姜を紅茶やコーヒーに溶かして飲むようにしています。

最後にまとめ。腹巻きのメリット・デメリット・解決策

 

腹巻きのメリット 腹巻きのデメリット

・内蔵を温め、体温を上げ健康に

・代謝促進でダイエット効果

・質の良い熟睡ができる

・一日中の着用は、お腹を過保護にし、自ら温める能力を下げ、逆に冷えやすく下痢しやすくなる

・リブ編みの厚手だと蒸れて汗疹、圧迫

 

ココがポイント

腹巻きは寝るときだけ、シルク製のきつくないものを着用する

 

現代人は「低体温化」が進行しているそうです。

慢性的な運動不足や食習慣、クーラーなどが原因です。

私は腹巻きと生姜で基礎体温を上げ、内蔵の働きを改善していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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