先日、日本テレビ系テレビ番組『今夜くらべてみました』で、ハリウッド女優の工藤夕貴さんが主催する「工藤塾」の様子が放送されました。
「工藤塾」は、富士山麓の大自然のなか、自給自足生活を送る工藤夕貴さんの日常を、都会育ちの若手女性タレントさんたちが体験するというもの。
ゆきぽよさんらギャルの子たちが、田植えや栽培、火おこしに奮闘します。
独特の言動が賛否両論を巻きを越している工藤夕貴さんですが、
なかでも印象的なのが「アースしてる」様子。
「アース」って?
冷蔵庫やエアコンについてますよね。アース線。
あれと同じで、人体が大地に「直接」触れることで、体内の電気を放出するというものです。
独特な発言で物議を醸している(笑)工藤夕貴さんですが、実は、「アースしてる」には、それなりの根拠があります。
もくじ
工藤夕貴さんの「アースしてる」はアメリカですでに認知されている健康法だった。
アメリカでは「はだしで大地とつながる=アーシング(グラウンディングとも言う)」が数年前からブームになっています。
火付け役となったのは、クリントン・オーバー著の『不調を癒す《地球大地の未解明》パワー アーシング すべての人が知っておくべき重大な医学的真実!』です。
本書では、靴を脱いで裸足で大地に触れることで、あらゆる不調が改善した事例が紹介されています。
簡単にまとめた動画はこちら↓(再生時間:1分40秒)。
また、日本でもアーシング・ジャパンという協会があり、普及活動やアーシンググッズの紹介を行っています。
「裸足や素手で大地に触れると元気になる」という経験的な事実が、ゴム底靴の普及で忘れられてしまった。
家電に囲まれた現代、私達の体は常に多くの電気で帯電している状態。
一方、現代の靴や家の床は、電気を通さない絶縁体ばかりなので、体内に電気が溜まりっぱなし、放電されません。
体内に残った自由電子(フリーラジカル)は、からだのいたるところで「炎症」の元になります。
「炎症」は、鬱、アレルギー、腫瘍、難病など、さまざまな現代病の原因とも言われています。
ゴム底靴が普及する前は、大地への放電が頻繁に行われていました。
ところが現代、ゴム底靴やコンクリート住居といった電気を通さない「絶縁体」に囲まれ、さらに電気を発する大量の「家電製品」に囲まれている私達の生活。
現代は「電気まみれ」と言っても過言ではなりません。
今と昔、くらべてみました。
昔 | 今 | |
家電 | 少ない | 多い |
足もと | 裸足、革靴、草履 | ゴムやプラスティック等の電気を通さない靴底 |
大地との接触 | 多い(農耕生活) | 少ない(都会生活) |
健康状態 | 元気健康 | 現代病の蔓延(鬱、炎症、アレルギー、難病) |
手軽にできる「アース」
工藤夕貴さんの生活は、農作業を通じてダイレクトに大地に触れる機会にあふれています。
生活の中で自然に「アース」され、体内の電気が放出され、炎症を防ぎ、脳細胞や臓器細胞が健康に働くようになります。
でも、なかなかそこまでのワイルドライフに戻るのには抵抗があるし、今の生活からするとちょっと難しい…、と思われる方も多いでしょう。
では、日常の中で手軽に「アース」する方法はないでしょうか?
例えば、植物に一瞬触るだけでも、体内電気の放出は行われます。
ふと見つけた木や花にちょっと触れてみる。
それだけで、パソコンまみれ家電まみれで帯電した私達の体が、多少なりともリセットされます。
また、公園でちょっと裸足になってみる、海水浴に行く、などもアーシング効果があります。
それも難しければ、アーシング専用の靴やサンダルもあります。
靴底が電気を逃がす素材でできたものです。
また、日本には古くから、草履や下駄など、天然素材でできたクラッシクなアーシングシューズがありました。
私が一番オススメするのは、思い切って裸足で公園を歩き回ることです。
20分もすると、体が本当に軽くなり、気分も心地よくなってきます。
ちなみに最初にご紹介したアーシングの本、『不調を癒す《地球大地の未解明》パワー アーシング すべての人が知っておくべき重大な医学的真実!』
はけっこう分厚いガチ書籍なので、入門編というか、アーシングの概要をざっくり知りたい方には、ポイントだけをまとめたこちらのムック本がおすすめです。
最後にご紹介するのは、私が使っているアーシングサンダルです。
裸足が一番いいのですが、いつも裸足とはいきませんので夏場はだいたいこれです。