ブログなどの文書を「速く書く」方法をひとことで言うと、
読者と目的を決め、素材を集めて整理し、一気に書く。
こんなことが書かれた本があった。
『10倍速く書ける 超スピード文章術』(著)上坂徹
本書に沿って、ブログを速く書く方法を解説したい。
もくじ
ブログを速く書く方法を知りたかった
「ブログの収益がなかなか上がらない!」
そんな悩みを持つブロガーも多いだろう。
ブログの収益を上げる一つの方法は、ブログの質を上げること。
ブログの質を上げるには、まずは量をこなすこと。
ブログをたくさん書いてみることで、徐々に質を上げていく。
「量が質を生む」なんてことも言います。
でも、たくさん書くには時間がない!
となれば、書くスピードをあげること。
ブログを速く書く
↓
ブログをたくさん書ける
↓
ブログの質が向上する
↓
読者に役立つブログができる
↓
集客、収益がついてくる
ということで、『10倍速く書ける 超スピード文章術』を手に取ったしだい。
本書には、ブログを速く書く方法として
読者と目的を決め、素材を集めて整理し、一気に書く。
とある。
どういうことか、解説したい。(自己復習も兼ねて)
「読者」を決める
読者とは、誰に読んでもらいたいか、いわゆる「ペルソナ」です。
著者は、30代のどこそこに勤めるどんな人で〜とか考えるのは大変なので、いっそ、知人の誰か一人に向けて書くことをオススメしている。
具体的な誰かに向かって、話しかけるように書く。
やみくもに独り言を言うように書くのと比べると、わかりやすさに雲泥の差が出そうです。
「目的」を決める
建前上の目的ではなく、その裏にある真の目的。
ホントはこんな感想を持ってもらいたいんだよね、とか
読み終わったあと、こんな風に思ったり、行動したりしてもらえたらいいな、という「真の狙い」。
これを決めてから書く。
「素材」を集める
素材とは、「事実」、「数字」、「エピソード」のこと。
やっぱり取材は大事ですね。
いい素材があれば、迷うことなく書ける。
「どう書くか」ばかりに気をとられていると、書くのが遅くなる。
「何を書くか」が充実していれば、迷うことなく書けるはず。
「どう書いたか」なんて、後で見直せばいい。
これで、吹っ切れて書けるようになれそうです。
素材を「整理」する
集めた素材は、書く前に整理する。
一覧にして、見える化する。
素材が「葉」だとしたら、グループ化して「枝」ごとにまとめる。
これって、「タグ付け」のことですね。
カテゴリ化する。
ブログサイトの作成でいえば、
素材=キーワード=1記事ごとのテーマ
枝=カテゴリー名=(書籍で言えば)章
10の素材(10キーワード、10記事)が集まって、1つの枝(1カテゴリー、1章)になる。
5のカテゴリー(5章)が集まって、一冊の本(1つのブログサイト)になる。
そんなイメージですかね。
ブログ構築は、本を書くのとほとんど同じですね。
また、著者は、素材の整理方法として、「付箋管理法」を紹介しています。
枝(カテゴリー、章)ごとに色分けした付箋を、紙の参考資料の該当箇所(該当キーワードのあるところ)にペタペタ貼っていく。
例えば、1章目を書くときはピンク色の付箋の箇所だけを見ながら書く。
これは、さっそく実践してみようと思いました。
一気に書く
文章はリズムが大事。
素材が、知人にわかるように並んでいれば、あとは一気に書くのが良いとのこと。
書いてる途中で湧いた疑問や、不明な点は後で調べるべし。(★や●をつけておいて後で調べる)
それは私もやってしまいがち。
あれ?コレってなんだっけ?と調べているうちに、書くスピードが落ちて、一貫性がなくなることもあります…。
とにかく一気に最後まで書く。完璧じゃなくていいいから。
「見直し」は一晩寝かせた後に
見直し、熱が冷めた翌日以降が良いとのこと。
冷静に他人の視点で見れるから。
後で読んで、恥ずかしくなることってありますよね…。
まとめ
『10倍速く書ける 超スピード文章術』に学ぶ、ブログを速く書く方法。
読者と目的を決め、素材を集めて整理し、一気に書く。
- 読者を決め…知人を思い浮かべ
- 目的を決め…どんな読後感を持ってもらいたいか
- 素材を集め…事実、数字、エピソードを集め
- 素材を整理し…付箋管理法
- 一気に書く…リズム重視、不明点は後で調べる
- 見直しは後日…大から小を見直す(論理→誤字)
これ以外にも紹介しきれない具体的・実践的なノウハウがたくさん詰め込まれた本でした。
ブログを書く速度を上げて、クオリティと収益を上げたい方に、ご一読をオススメします。